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2006/01/24

【FFO】英語 ~定型文~

FINAL FANTASY XI Onlineには、別の言語を使用しているプレイヤーも同一のサーバーでプレイしています。
そのため、別言語のプレイヤー同士が意思疎通を行うために、「定型文」という機能があり、例えば、
「こん」と打ち込み、TABキーを押すと、【こんにちは。】や【こんばんは。】といった候補画面が出て、
「定型文」と呼ばれる文が選択できる。
これらは、例えば、北米版をプレイしている場合に、【Hello.】や、【Good evening】とログに出力される。

勿論、ゲーム内の魔法や、アビリティーと呼ばれる特殊技もサポートしており、
 ケアル ・・・ Cure
 ファイア ・・・ Fire
 レイズ ・・・ Raise
といったように、LOGに出力される。

こういったアビリティーの中で、一つ、「かえれ」というアビリティーが有る。
これは、獣使いと呼ばれるジョブが使用可能なアビリティーであり、獣に対する命令の一つ。
この、アビリティーの定型文が、日本・北米間で色々な誤解を生むことになる。

その一例として、ある日、このような事件があった。

日本プレイヤーが、ノートリアスモンスターと呼ばれるレア・モンスターを出現させる為に、
その抽選対象となる一般モンスターを倒していたのですが、
それは、レベルアゲ対象のモンスターでもあるのです。

日本プレイヤーが「沸かし」と呼ばれる一般モンスター狩りをしていた中で、
北米プレイヤーも居て、同じ対象モンスターでレベルアゲをやっていたそうなのです。

そのとき、 「 【経験値】【ください】【かえれ】 」 と北米プレイヤーに言われたとのこと。
そのまま日本語で読むと、「は?」「何いっているんだよ?」と思うわけです。
カチンときて、その場の一般モンスターを出現次第、全部、狩り尽くしてしまったとの事。
それが原因で、彼らと喧嘩になったそうなのです。

さて、この定型文。英語だと、どのように表示されるでしょう?

【Experience point】【please】【leave.】

と、北米版では表示されます。
北米プレイヤーは、日本プレイヤーの大多数が英語を読むことが出来ない事を知っている為、
定型文のみの文を作ります。足りていない文字を補完すると、恐らく以下なのでしょう。

(We want to get) Experience point.
Please leave (a monster).

これを、日本語に翻訳するとこうなります。

  「経験値」 (が欲しいんだ。)
  (モンスターを) 「そのままにしておいて」 「下さい。」

  (※この場合の"leave"は、「そのままにしておく」の意味が強いと思われる。)

"please"が付くので、命令形から、お願いの文になり、
更に、leaveは、「かえれ」ではなく、「去る」 や 「そのままにしておく」といった意味合いがあります。

定型文に頼る弊害でしょうか。

ゲーム中では、定型文が英語だとどうなるのか判らな仕様の為、
SQUARE ENIXのホームページに行かないと、調べられません。

勘違い・思いこみから生まれる意思疎通の弊害を感じた今日この頃であります。

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