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2005/09/13

POL mailをMicrosoft Outlookで読む

最近、POLメールにもウィルスやスパムメールが届くようになりました。
然しながら、Play online上で処理するのはその操作性から非常にやりずらいではないですか!。
そこでOutlookで読む試みを実施した所、成功を収めたのでここに紹介します。

■技術的な解説

(1) Play OnlineにおけるPOP3サーバの認証

Play Onlineのe-mailは、POP3サーバ(Post Office Protocol Server)との接続には、APOP認証と呼ばれる認証技術が使用されている。
Caption.1 APOP認証とは?
Outlook等のメール用クライアント・ソフトウェア(以後、「クライアント」と略す)がメールを受信する時、先ずPOPサーバにログインする為にユーザ名とパスワードを送信する。
然しながら、従来のプロトコルでは暗号化せずテキストのまま送信する為、セキュリティーを確保していない環境であると、悪意のある第3者にユーザ名とパスワードが漏れてしまう危険性がある。
そこで、ユーザ名とパスワードを暗号化してサーバに送る、APOP認証(RFC1460から追加)と呼ばれる技術が開発された。
然しながら、APOP認証を採用するメールサービスが増えてきたものの、Microsoft社のメーラである"Outlook Express"や、"Office Outlook"は、現時点ではAPOP認証に対応していない。
従って、OutlookのみではPlay Onlineのe-mailを送受信する事は出来ず、別のソフトウェアによってAPOP認証を行う必要がある。
そこで、UsefulMailerという、フリーソフトウェアを使用してみた。

(2) UsefulMailerを用いて、OutlookでAPOP認証を行う。

UsefulMailerは、メールの利便性を向上させるツールであるが、その機能の1つに「APOP認証に対応していないクライアントの為に、APOP認証を代理で行う。」機能がある。
これは、以下の様な流れになる。
  1. UsefulMailerがユーザのPC内に常駐し、POP3サーバとして機能する。
  2. クライアント側は、予めPOP3サーバを"localhost"(=自分のPC)に設定しておく。
  3. クライアントがメールを受信しようとする時、クライアントは自分のPC上のPOP3サーバ、即ちUsefulMailerに、従来の認証方法でログインする。
    自分のPC内で完結しネットワーク上にはユーザ名とパスワードが流れないので、セキュリティー上、安全。
  4. すると、UsefulMailerは、APOP認証(ユーザ名とパスワードを暗号化した認証)で本来のPOP3サーバに接続し、メールを受信する。
  5. UsefulMailerは、受信したメールをクライアントに送信する。
  6. クライアントは、UsefulMailerからメールを受信する。

■PlayOnlineのe-mailをOutlookで読むには?

私は、Kazuto Nakamura氏のUsefulMailerを使用しました。
このソフトは、上記のリンク先からダウンロードが可能です。
以後は、このソフトウェアを使用した場合の設定方法を紹介します。

(1)UsefulMailerのダウンロードとインストール

  1. PCに詳しくない人は、サイズが大きいですが「ランタイム付きパッケージ」をダウンロードする事をお勧めします。
  2. ダウンロードした後にそのファイルを実行すると、インストールが始まります。
  3. 途中、Microsoft .NET Frameworkをインストールするか聞かれます。
    既にインストールしてあれば必要無いですが、しているかどうか判らない人は「はい」を選択します。
    すると、既にインストールしてあれば、インストーラが検知して勝手にスキップしてくれます。
    単体パッケージをダウンロードした人は、このリンク先からダウンロードしましょう。
  4. あとは、普通にインストールします。
    詳しくは、解凍した後に出来る"UsefulMailer2.CHM"というファイルを参照して下さい。

(2)UsefulMailerの設定

  1. 先ず、Play Onlineを起動しましょう。
    この時、全画面モードではなく、ウィンドウモードをお勧めします。
  2. Play Onlineのe-mailを読みたいアカウントでログインします。
  3. 「ナビゲータ」、「メール」、「アカウント管理」の順に進みます。
    POL_1-menu POL_2-navigate POL_3-mail
  4. プレイオンラインのメールを選び、「アカウントの編集」を選びます。
    POL_4-account POL_5-select
  5. アカウント編集画面から、「2.サーバー設定」を選びます。
  6. すると、POP3サーバー名と、SMTPサーバー名が出てきます。
    全画面モードの人は、アドレスを控えましょう。
    POL_6-setting
  7. 次に、UsefulMailerを起動します。
  8. アカウント設定ウィザードが開始されますので、Play Onlineのメールアドレスを入力します。
    Use_1-address
  9. 次に、受信(POP3)サーバと、送信(SMTP)サーバのアドレスに、Play Online上に表示されている(又は、控えた)アドレスを入力します。
    Use_2-server
  10. SSHと、受信メールチェック機能は、使いたい人は設定してください。
    判らない人は、「使用しない」を選び、「使用する」を選択しないようにします。
    Use_3-SSH Use_4-Check
  11. 上記を設定しなかった場合、APOP認証の有無を聞かれますので、「はい、有効にします」を選びます。
    Use_5-APOP
  12. APOP認証用のローカルポートは、「自動設定」にしましょう。
    Use_6-Port
  13. 設定が終わると、「ポート番号」が画面に表示されるので、控えを取ります。
    Use_7-Finish

(3)Microsoft Outlookの設定

  1. Microsoft Outlookを起動します。
  2. メニューバーから、「ツール(T)」の「アカウント(A)」を選びます。
    Outlook_1-tool
  3. 「追加(A)」、「メール(M)」の順にクリックします。
    Outlook_2-account
  4. 送信するときに相手側に表示する名前を入力します。
    Outlook_3-name
  5. プレイオンラインのメールアドレスを入力します。
    Outlook_4-address
  6. 受信(POP3)サーバは"localhost"、送信(SMTP)サーバは、Play Online上に表示されている(又は、控えた)アドレスを入力します。
    Outlook_5-server
  7. ユーザ名(アカウント名)と、パスワードを入力します。
    ユーザ名は、メールアドレスから"@pol.com"を抜いたものです。
    パスワードは、PlayOnlineの入会時に表示されたもので、Play Onlineのログインに必要なパスワードとは異なります。
    Outlook_6-password

  8. "localhost"という欄ができるので、それを選択し、「プロパティー(P)」を選びます。
    Outlook_7-account
  9. "localhost"という表示が嫌な場合、「全般」タグをクリックし、別の名前を付けます。
    Outlook_8-Property_all
  10. 「詳細設定」のタグをクリックし、受信(POP3)サーバのポート番号に控えたポート番号を入力します。
    Outlook_9-Property_Port
以上で、設定は終わりです。

■注意

この文書の無断転載は、一切禁止します。
友人、フレンドや、リンクシェルの仲間に教えたい場合は、ここにリンクを張ってください。
尚、私S.W.、SQUARE ENIX社及び、紹介したソフトウェアの作者は、法律上許容される最大限において、この文書に書かれた内容によって生じたいかなる損害についても責任を負うものではありません。
自己責任でお願いします。

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