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2005/03/27

Tschaikowsky "The Swan Lake" Op.20

■買ってしまったもの。
SRX-10でしたっけ?。
金管楽器に特化したボードを購入してしまいました。
ちょこっとレポートします。

[Horn]--------------------
 Fantomシリーズのホルンは、なんか音が弱く感じます。この拡張ボードでもちょっと弱い感じがありますが、ccで音量、エクスプレッションを高めに設定して良い感じになります。
 また、4分音符で「どーどー」と演奏した時に、アタックが明瞭でなく「どーぉー」と聞こえてしまいます。ここら辺はエクスプレッションでアタックをつけて上げないとダメそうです。スタッカート奏法の音色を使うのも手でしょうか。

[Trumpet]--------------------
"C Trumpet"と、"Trumpet"という音色があるのですが、
"C Trumpet"は、古典(弁が無い頃の)Trumpetみたいな音なのかな?
"Trumpet"は、現在の弁があるTrumpetの様な音に聞こえます。
古典楽曲を作る場合は、"C Trumpet"が中々良い音がします。

 古典のTrumpetはまだ弁が発明されていない頃のもので、
音程をどうやって変えるかというと、「息の吹き方」だけで音程を変えます。
その為、管の全体的な長さも、現在の弁があるTrumpetの2倍程の長さが有り、
そのため、音色も現在のより丸みがある音色が鳴ります。

[Tronbone]--------------------
 この楽器も、中々いいです。
拡張ボードに、"Bass Trombone"は無かったのですが、その音域を鳴らしても、
充分に(SC8850とは比較にならない)バス・トロンボーンの音が鳴ります。

[Tube]--------------------
 聴いて、「あぁSax族の楽器の音だ」って気づけます。

[全体的に]--------------------
 mp,mf,fの3段階の音色がレイヤーで組まれていて、Velocityが大きい時(120とか)は、本物の様に金属的な響きがします。オーケストラではかなり極限まで親の仇みたいに強く吹いたりするのですが、その音もちゃんと出ます。
 特に、C-Trumpetは、トランペット特有の金属音のノイズがレイヤーで組まれていて、なかなか良い感じです。
 なんていうのでしょう?。従来のシンセサイザでの金管楽器はVelocity=127で、COFをめいいっぱい上げても金属的な響きがしませんでしたが、やはり金管楽器に特有したボードなのか、金属特有の倍音成分が良く聞こえます。


 以前、"白鳥の湖" No.28「情景」を紹介しましたが、このボードを使うようにデータを改変しました。
 実はあの曲、まだ未完成でして、続きがあります。No.28「情景」とNo.29「終曲」の2曲で一つの曲なのですが、以前公開したのは、No.28「情景」全てと、No.29「終曲」の冒頭だけ演奏して終わっています。

 楽譜、20,500円でした。(~_~A
しかも、ミニチュア版。(で、ジャンプ2冊分の大きさですが・・・)
パート譜はいくらするんだろう?
フォレストの「惑星」は、パート譜6万円でした。買ってないですが。

※パート譜とミニチュア譜(ポケットスコア)
パート譜は、演奏会等で使う楽譜で、楽器ごとに楽譜が別れています。
ミニチュア譜(ポケットスコア)は、全部の楽器が大譜表でまとまって書かれており、指揮者や、MIDI打ち込み等で使える楽譜です。


■ということで、Tchaikovsky "The Swan Lake" op.20
 折角なので、同時に「白鳥の湖」全曲が収録されたCD(2枚組)を購入。
楽譜を見ながら聴いていたのですが、中々演奏者殺しの曲です。
「連続して演奏する」事を想定した曲が多いのです。
なるほど、全曲集版の「白鳥の湖」のCDが少ないわけだ。
ものによっては、「6曲まとまって1つの曲として成立する」曲もあります。
なんていたって、曲が「ドミナント」→「トニック」の終止形は愚か、
「トニック」ですら終わらないのです。そのまま次の曲に進みます。
CDプレイヤーの演奏中のトラックを見ていると、いつのまにか演奏中なのにトラック番号がインクリメント(+1)されています。
この、No.28「情景(Scene)」~No.29「終曲(Finale)」もそんな曲の一つです。

 では、この曲の解説でも。

====[第28曲 情景(No.28 Scene)]====
白鳥達が湖で泳いでいると、ジークフリードの城からオデット姫が戻ってきます。
<オデット> もう、私は死ぬしかない。
<白鳥達> どうしたのです。ジークフリードとはうまく行かなかったのか?
<オデット> ジークフリードは私に化けた魔法使いの娘に婚約を申し込んでしまった。
そこへ、ジークフリードが追いかけてくる。
<ジークフリード> すまない。魔法使いに騙されてしまった。
<オデット> そんなことはもう知りません。私は死のうと思います。
と口論が続く。その口論の最中、ジークフリードがオデットの冠をなげてしまう。
<オデット> なんて事をしてしまったのです。
<オデット> もう私は死ぬしかありません。最後に貴方と会えて良かった。
実はこの冠、悪い魔法使いの呪いがかかっており、取ると死んでしまうのです。
====[第29曲 情景 終曲(No.29 Scene Finale)]====
オデットは、ジークフリードの胸に倒れます。
<ジークフリード> あぁ、何って事をしてしまったのだ。
<ジークフリード> 私も後を追おう。
と、湖に身を投じてしまいます。
そして残るは、湖の静けさ。
そして、悪い魔法使いが化けたコウモリが空を飛んでいます。

※現在の公演は、悪い魔法使いを倒して幸せに暮らすヴァージョンもありますが、
 元々の「白鳥の湖」は悲劇で、それは曲を聴いて判ると思います。

まぁ然しながら、バレエなので「言葉」ではなく「踊り」でこれを表現するのが凄い。

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